::こんな鈍い彼でも愛せますか?::





「聞いてください馬車。この間卑弥呼さんと大通りを歩いていたら、卑弥呼さんが『あんたの帽子は目立ってしょうがないから脱ぎなさいよ』と仰ったので、言われた通りに帽子を脱いで歩いたんです。ですが、しばらくしたら今度は卑弥呼さんは『やっぱり帽子をかぶって』と仰ったんです。不可解ですよねぇ」


「(存在自体が不可解なおんしに不可解といわれた卑弥呼が不憫じゃ・・)・・・おんしは確か前に、仕事終了後に見知らぬ女子高生にアドレスを聞かれたとかいってたじゃろ?」


「えぇ。よくあることですけどね。いつも思うのですが、そんなに多くの女性は、運び屋に依頼したい事を抱えてるんですかねぇ?――で、それが何か?」

「・・・・・・・・ジャッカル、帽子、とってみ」

「はい。」(帽子をとる)

「(やっぱりな)・・・気にするな。それは、その、なんだ卑弥呼の微妙な乙女心というやつじゃ」

「乙女心?ですか・・・?それは卑弥呼さんの心拍数が60台から、90台に跳ね上がったことに関係が?」

「(おんしの聴覚はどうなってるんだ)・・・あぁ関係しちょる。」

「では卑弥呼さんの顔の筋肉の緊張、体温の上昇も関係しているのですね?」

「(おんしの視覚は(略)・・・というよりなんでそこまで観察しててわからんのだ)ああ関係しちょるな」

「・・・!なるほど、そういうことですか。わかりました。」

「やっとわかったか」

「つまり・・・」

 

「私の顔は隣で歩いてて恥ずかしくなるほど、見るに耐えない顔だと。」

「違う!!」

 


     



何気に馬車さんが酷い人です(笑)
アニメ版の女子校生が妬ましくてしょうがないです。